今朝の庭は

2016.5.31.うさぎ 

以前も紹介した我が家のうさぎ。

前回は全身が見えていた姿でしたが、(関連記事→

随分と緑に埋もれてきました♪

 

 

 

さて、昨日はデンマークのハンスウェグナーミュージアムの学芸員でいらっしゃる

Ove MogensenさんとAnne Blondさん、東海大名誉教授の織田憲嗣先生の講演を

聞いてきました。

会場はいつもお邪魔する北の住まい設計社。

そちらの様子から(写真撮影・ブログ掲載の許可は頂いています。)

2016.5.31.1 

大好きなFarrow&Ballのお取り扱いを始められて

とても嬉しく、色をチェック! 

 

 

 

 

 

2016.5.31.2 

ラトビアからは沢山のカゴが届いていました。

どれも丁寧な作りで素敵です!

 

 

 

 

 

 

2016.5.31.3

私がいつも魅了されるのはこういったディスプレイ!

とても参考になります。

 

 

 

 

 

話は戻ります。

「北欧デザイン」がテーマで行われた講演会は、

学生以外は地元の家具・クラフト職人さんが多い中、

場違いな私のような一般の人が混じって定員30名という

少なさで、贅沢に行われました。

 

 

ハンスウェグナーミュージアムは

デンマークのドイツ国境にほど近い人口8000人の小さな町にあるそうです。

デンマークは30分も車を走らせればミュージアムがあると言われるぐらい

たくさんのミュージアムがあるんだそうです。

でも、その沢山あるミュージアムの中、

デザインミュージアムは残念ながら2つしかないということを残念に思われていました。

 

 

ん?

デザインミュージアム?

私は、少しもアートとデザインの違いをわかっていませんでした。

この違いを明確に教えてくれたのは織田先生の言葉。

「アートは人の好き嫌い。デザインはその物の良し悪し。」

 

 

織田先生は「織田コレクション」で有名です。

家具やテーブルウェアなど多岐にわたる優れたデザインの生活用品のコレクション。

その中でも、北欧モダンと呼ばれるミッドセンチュリーの品々が素晴らしいそうです。

個人による椅子のコレクションとしては、その質と量は世界のデザインミュージアムを超える

一級品とのことで、ハンスウェグナーミュージアムの学芸員の方々が織田先生を尊敬される

様子は、講演中何度も感じられました。

 

 

 

ハンスウェグナーミュージアムを作るにあたってハンスウェグナーが出した条件はただ一つ!

「椅子を床において、来場者が誰でも座れるようにすること。」

だったそうです。 

「椅子は人が座らないと完成しない。」

これが、ウェグナーの思いだったんですね。 

 

 

 

そして織田先生の言葉に繋がります。

座り心地の良い椅子。

それこそが、デザインが良いということ。 

世界中の人々に愛される理由なんですね。

 

 

Yチェア  大人気ですね!

 

 

 

他にも北欧とひとくくりにされがちですが、

それぞれの国の歴史や特徴を丁寧に教えてくださり、

1919年にスウェーデンのグレゴール・パウルソンが提唱した

「日用品をより美しく」という国民運動が北欧の美意識と生活文化を高めた

お話しをうかがいました。

 

 

 

 

キャンドルの灯りが美しかった会場の様子です↓

2016.5.31.5

 (男性はOve Mogensenさん)

 

 

 

 

講演の前にはCafeの美味しいサンドイッチを頂きました。

2016.5.31.4 

 

 

「日本人はどうしたら北欧のような豊かな生活ができるようになるのか。」

の来場者の質問に織田先生はこう答えていらっしゃいました。

「自分自身の暮らしのスタンダードを高く設定し、

 断捨離できるようなものは買わないことです。」と。

うッ、耳が痛い・・・・。

 

 

 

 

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