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今日はこの写真から↓

民生委員になって3年目。
次期の意向確認の季節がやって来た。
民生委員が活躍するってことは、
困窮している人がいることと同義で、
毎月の会議の報告を聞くたび、
感情が下方に引っ張られ、
重たい気持ちを引きずって会議室から出る。
そろそろ慣れてもよさそうに思うが、
これがなかなか難しい・・・
でも、パートナーMさんと一緒に活動する
赤ちゃんが誕生したお宅訪問は
だいたいにおいて
赤ちゃんもそのお母さんも幸せな空気に包まれていて
上方へと向かう明るい気持ちにさせてくれる。
毎月、私の仕事の休みにMさんが
この訪問日を合わせてくれて、
終了するとお楽しみなのが
二人で美味しく頂くランチ。

情報交換はもちろん、
今後の打ち合わせも食べながら行い、
デザートタイムになる頃には
それぞれの近況などプライベートな話。

私はMさんをいたく尊敬している。
私がなんとか今のライフスタイルを変えることなく
この役割を果たせているのも
彼女の細やかな気遣いや
密かに片づけてくれる作業のお陰。
そして自身のご兄弟が亡くなったことや
認知症のお母さんを
現在も介護しているその経験をいかし、
家族介護者支援の活動をされている
その活躍ぶりも素晴らしい。
赤ちゃんへのマッサージやスキンシップを通じて
心と体を触れ合わせ赤ちゃんの発達を促進する
「タッチケア」の技術や、
アロマハンドセラピストとして
アロマオイルを使った
ハンドトリートメントを合わせながら
色々な思いを胸に抱えた人の話を
Mさんは傾聴している。
実は来月、上京する機会に恵まれそうなので
施設にいる義母に会いに行こうと思っている。
きっともう私のことは覚えていないだろう。
何を話そうかな?とぼんやり考えている時に、
タッチケアのことを思い出した。
義母にしてあげられないだろうか。
赤ちゃん訪問が終わった後に
Mさんに我が家にお越しいただいて
どんな風にするのか教えてもらった。

上質なオイルを使っているせいか、
華やかながら落ち着く香りに包まれて
程よい力で私の腕をマッサージしてくれる。
「おかあさんが、あなたを分からなくても大丈夫。
ゆっくり手を動かしながら
今日はお天気がいいねとか、
こんなお花を見たよとか、
優しく声をかけながら行うといいよ。
あなたが悪い人じゃないってことが
ちゃんと伝わって
いい時間を過ごせると思う。」
Mさんの心地よい静かな声が響く。
やだ、私、なんだか泣きそう。
Mさんの優しさが手のぬくもりから伝わってくるようだ。
そして、この優しさは
急に涙がこぼれるような人を
慎ましく堅実に生きる人の疲れを
癒してあげているに違いない。
民生委員、次期もやりますに〇をつけた。
もう少し、Mさんから学んでみたいという気持ちが
私の背中を押してくれた。
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