今日はこの写真から↓
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先日、離れて暮らす主人の父から
ライフワークとなっている
葉書エッセイがまとめられた第6巻が届きました。
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なぜ葉書かといえば、
このエッセイは瀕死の病の床にあった
義父の友人に送り続けた葉書が始まりだったんだそう。



昨年の話が中心にまとめられたエッセイは
北海道に遊びに来てくれた様子も
沢山のページが割かれていました。
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リビングに置かれた洋書「simple life」を見つけ
次男の嫁はこんな暮らしを目指しているんだなぁと
興味を持ってくれ、
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愛犬の猛犬ぶりだけは
シンプルライフに染まりそうにないとの記述には
思わず笑ってしまいました。
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獅子奮迅と働いたサラリーマン時代や
定年退職後は大学教授として
学生を丁寧に指導し
よくお手製カレーを学生にふるまうなどして
賑やかに暮らしていた義父の過去を思うと
毎日が日曜のような、
いつ何時どう暮らそうと構わない自由な日々は
いささか退屈なのではと思っていたら
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一日のレシピを決めて規則正しい日々を送り
常に学びを忘れない
新しい価値観で更新される義父を
ただただ感心するばかりです。
ググって料理したというページも沢山あってもう脱帽です。



ですが、90歳ともなると
ここかしこ体が痛く思うに任せない状況に
辛く感じることもあるでしょう。
そんな心細くなる時、
湧き上がってくるのは親への思慕なのでしょうか。
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兄弟や親しい友人が世を去り、
索漠とした気分になるとき、
亡くなった自分の母が
まだ生きているような錯覚にとらわれ
甘えたい気持ちになると綴られていました。




人生100年時代とすれば残された10年を
父はこう生きたいと書いてありました。
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「生あるうちは、
 それは
    神から頂いた貴重きわまる時間であるから、
 どんなに辛くても、投げやりになったり、
 おろそかにしてはならないと切に思う。
 毎日、少しでも歩き、歌い、
 思ったこと感じたことを書き、
 語り、身体をほぐし、
 少しでもアクティブに暮らせるようにしよう」



義父が我が家で一番気に入ってくれている
芝生の手入れを始めました。

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人が羨むような環境や財産や容姿があっても
その人自身が満足しなければ
きっとその人は幸せではないのでしょう。

人が見過ごしてしまいそうな
些細な事に幸せを感じ
繰り返される毎日のなかに
彩りを見つけ、
年老いても尚、社会の役に立つことはないかと探す、
そんな義父は幸せの感度が高い人だと思うんです。

「90歳の暮らしも味わい深い。」と締めくくる
義父の存在こそが
私達家族を幸せにしてくれます。

この度のコロナは
そばにいても離れていても心配で辛い状況です。
ですが、
義父のように日々のレシピを大事に暮らし
またみんなで芝生の上でBBQできる日を夢見て
静かにその日を待ちたいと思います。


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