今日はこの写真から↓
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これ、貰っていい?と娘がねだってきたものは
写真のテンポドロップ。
ガラスの中の様子で半日先の天候がわかるという
美しいオブジェ。
我が家では
中々その変化を見ることができなかったので、
新しい自分の部屋でその変化を見たいんだそう。



新しい部屋。
娘の新生活がスタートする部屋の大家さんは
実は私が30年ほど前
大学生から社会人になるまでお世話になった
同じ大家さん。
私はその大家さんから頂いた言葉に
長く人生を支えてもらったように思います。



私が大家さんの部屋から引っ越すとき
それは結婚するときでした。
仕事を辞めて専業主婦になるということが
なんだか社会から取り残されてしまうような
心細さを感じていた時、
大家さんが私にこう言ってくれました。
「仕事を辞めるのは残念だけど、
あなたは立派な主婦になりなさい。
一流の主婦を目指しなさい。
なんだっていいのよ、一生懸命やれば。」
こう言って私の背中を押してくれました。

事業家として第一線で働く
女性の大家さんのこの言葉に
モヤモヤした感情が一気に押し流され
そうだ!主人に私と結婚して良かったと
思ってもらえるように頑張ろう!
子供が生まれれば、
私がママで良かったと思ってもらえるように頑張ろう!

大家さんから貰った餞の言葉を思い出しては
いつも前向きな気持ちになったものです。
(専業主婦のあの期間があったからこそ
今の仕事が楽しく勤められているんだと思います。)



そんな大家さんから2月の末、
そろそろお嬢さんの進学先が
決まった頃かと思ってと電話を頂戴しました。

私立大学の定員厳格化の時代になって
補欠を多く出して入学者の状況を見極め
3月に繰り上げ合格になる事例が多く聞かれる中
娘もご多分に漏れず同じ状況になりました。

合格した大学はあるが、
まだどこへ入学するかわからない旨を伝えると
「それでは家が決まらないわね。
うちへおいでなさい。」と
嬉しい申し出がありました。
しかしながら
簡単に好意に甘えていいものか躊躇していたら
「何遠慮がいるの。長い付き合いじゃないの。」と。

その言葉に心が震えました。
お付き合いするほどに分かる大家さんの人の好さ。
過去のたくさんの私も一緒に
お礼が言いたくなりました。


3月でしたが、コロナの感染はもちろん
緊急事態宣言がすぐにでも出るんじゃないかと
心配しながらの引っ越し作業でした。
(その時ロックダウンと緊急事態宣言が同じと思っていました。)
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玄関にはアルコールスプレー!
除菌を徹底しました。



大人二人いるんだもの大丈夫と
高を括っていましたが、
ほとんどを通販で購入して、
家具を組み立てていくのは中々重労働。
疲れているし、外出もしたくないから、
カップラーメンでもいいかと思っていたら
大家さんから引っ越しの作業の間、
いつも夕飯の差し入れがありました。
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3
豪華過ぎて娘は言葉を失う感激ぶり。



4月から
娘は新しい部屋から大学へ通う予定でしたが、
引っ越し作業が終わるとすぐに
二人で北海道へ戻りました。

この度のコロナで大学の手続きや
授業はオンラインとなり、
それがいつまで続くかはわかりません。

いつも惜しみなく
元気を与えてくれる大家さんのそばで
娘がはやく暮らせるようになる日を
願ってやみません。


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50代主婦日記