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今日はこの写真から↓

田舎道をどんどん進んで、
農家さんのお家がポツンポツンと点在するだけとなり、
静かすぎて自分の声がやたらと遠くまで届きそうな場所に
一軒のレストランがありました。




なんだか下手な絵本の冒頭のようですが、
僅かな娘の夏休み、二人で美味しいジェラートを食べて来ました。

緑はなんとパクチーのジェラート。
初めて食べるパクチージェラート。ワクワクしながら一口食べると、
うゎ～美味しい♪
あの香りが好きな方にはたまらない、癖になりそうな味でした。





そして、娘との二人デートは夏休みの恒例となっている映画鑑賞。
今夏は原作が2016年の本屋大賞2位受賞の
「君の膵臓を食べたい」を見てきました。

図書館でそのインパクトの強いタイトルを目にして、
ホラー小説か？と手にとってみると可愛い装丁で
青春恋愛小説か～と思って書架に戻したことがありました。
その後に本屋大賞にノミネートされたと知って、ミーハーですから
読んでみようかなと思った時は遅し、中々順番が回ってきませんでした。




ネタバレになってもいけませんので、
詳細は控えますが、
ヒロインの少女にとって「生きるとは？」と問われるシーンで
確か、面倒でもうざったくても人と心を通わすことと語り
胸がジーンときました。

先月末、職場でコミュニケーション不足が原因で
十数時間、生産性の乏しい時間を過ごさねばならない状況に
辟易とすることがあったこともあり、
この歳になって何やっているんだろうと反省したばかりでした。

うざったくても心を通わすって、
うん、本当に大事なことですよね。

ラスト、このタイトルに涙すると宣伝文句にある通り、
そういうことだったのかとタイトルの意味を知って号泣。
それに拍車をかけたのは
エンドロールに流れるミスチルの「himawari」でした。

場内が明るくなってもすぐにはどの観客も立てないでいる様子でした。







帰宅してからも、
私はビール、娘はアイスクリームを片手に
あの展開はびっくり！あれは名言集に入るね！などと
映画の余韻そのままに女子トーク炸裂！


娘が3歳の夏に見たポケモンが最初の映画。
徐々に選ぶ映画の変化は娘の成長の証。
休みになって今度は娘と何を見ようかと楽しみしているのは
親の私の方かもしれませんね。

北国では大方の学校が始業式を迎えたようです。
この夏もよい思い出ができました。


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