今日はこの写真から↓
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この写真を見て、ピンとくる人はかなりの北欧好き!
写真の人はデンマークのポール・へニングセン(1894-1967)
PHシリーズで有名な照明デザイナーです。

先週、「良質な光とは何か」~ポール・ヘニングセンの探求~と題して
特別講師にルイスポールセンジャパンのマーケティング部部長でいらっしゃる
荒谷真司さんが招かれた講演会に行きました。

案内が届いた日から、首を長くしてその日を待ちわびていました。
当日は午後3時を過ぎたころから、早く仕事が終わらないかな~と気もそぞろ。


そして駆け付けた会場はいつもお馴染み北の住まい設計社さんのレストラン。
講演会が始まる前に軽食を頂きながら、
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グリーンのPanthella Mini (パンテラミニ)の優しい灯りのお蔭か
初対面にもかかわらず、隣の女性と北欧照明の話に花が咲きました。

カラーも豊富!


170枚に及ぶスライドのスタートは
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ヘニングセンのドアップ!
彼は生涯にわたって日常生活の中で使われる光を研究し、
質の高い照明となるデザインを追求したそうです。
そして、彼の考える良質な光とは
好みや趣向の問題ではなく、生理学の問題だというのです。



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(現デンマーク王立音楽アカデミーの中で使用されているルイスポールセンの照明。
パンフレットはどのページも美しい)



そして6つの良い光の条件を教わりました。
簡単な説明で申し訳ありませんが、
下記の通りです。

①グレア(眩しさ)がない光
②光のコントロール←必要とされるところに光を導くということ。
③適当な影
④明暗のグラデーション←光にグラデーションがあると人は美しいと感じ
                 スペースに距離が生まれる。
⑤照明器具の配光を考える。
⑥光の色



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(今年3月から日本で発売される新作「アバ―ヴ」 シンプルを極めたデザインが素晴らしい。)



ヘニングセンの代表作PHシリーズも
販売当初は一般家庭ではなかなか受け入れてもらえず、
体育館などの公共の施設で使われていました。
ボクシング会場でリングの上に見えるPHの傘が
なんとも不釣り合いに灯りをともす様子がスライドに映し出されました。


今では一般家庭に広く使用されるPH。
玄関を照らすランプは、盗難にあうことが多いらしく
現在は所有者の名前が彫られたりするそうですよ。
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他にも
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Pateraの幻想的な輝きや




スタイリッシュな復刻シリーズPH31/2-21/2テーブルを
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間近に見ることができ、
田舎暮らしの私にとってはとても刺激をもらった夜となりました。




ランプだけが素晴らしくてもダメ。それを置く位置や数などがとても重要なんだ!
改めて我が家の照明を見直すいい機会になりました。

興奮気味に頂いたパンフレット片手に
主人に講演会の様子を話すると、
「ママ、買うんでしょ。」(←やや心配気味)

「そんなに簡単に手に入るものじゃないから大丈夫。」(←大丈夫って何?)
そう言いながら、カタログの一つの商品から視線が外せない私でした。



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