今日のお花はこれ↓
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サクシサプラテンシス。
これは蕾の状態です。
ポコポコ咲きだす花は可愛いらしいのですが、
この丸い蕾の時も写真におさめておきたいとってもキュートなお花です。
このお花が咲くと、あ~秋だなって感じがします。


さてさて、表題の「滾る」この漢字みなさん読めますか?

これは「たぎる」と読みます。

 

ブログでもよくする娘の話題。
読んで下さる方や、わたしの友人も

私と娘は仲の良い親子と思って下さる方はとても多いです。

お陰様で良好な関係ですが、しかしながら、

娘も成長する過程では私とぶつかることは当然ありました。

とは言っても、

寄るな・触るな・近づくなと台風のようなエネルギーがほとばしる

荒々しい感情で過ごした私の思春期を思えば、

娘は穏やかな風で前へ進み、

主人の遺伝子が色濃く反映されているように感じました。

 

そういった穏やかな娘に急にぶつかってこられると

慣れていない私はうろたえ、

頭の中では「子どもの想いに共感する」とか「気持ちに寄り添う」とか

教科書に出てきそうな優等生的な言葉が頭をよぎるのですが、

自分の考えや気持ちを整理する時間がかかり過ぎ、

タイムリーにはその教科書的対応はできずに凹むことがしばしば。

 

そんなとき、元中学校教師の同僚に相談しました。

すると

「子どもが何か激しく口答えする時って

 ホルモンがたぎっているのよ。」と。

 

彼女の話を聞きながら、もうひとりの自分が

(エッ、たぎる? たぎるってどんな漢字だっけ?)

そう考え出すともう止まりません。

(煮えたぎる。血潮がたぎる。川瀬がたぎる。燃えたぎる。)

思いつくかぎり、「たぎる」を使う言葉を思い浮かべます。

 

彼女の話は続きます。

「だからね、ア~今この子はホルモンがたぎっている。

って思えばね、不思議とイライラがおさまり冷静になるのよ。」

 

(たぎるって、今までの人生で自分から使ったことのない言葉かも!?)

なぜかそこへの執着が止まりません。

 

彼女の話が終わるやいなや、

ねえ、たぎるってどんな字書くの?と質問すると、

二人、しばし顔を見つめ合い、分からないね~。

直ぐさま調べると「滾る」とわかり

同僚と一つ利口になったねと笑い合いました。

 

人生ではじめて自分から使う言葉「滾る」。

娘とうまくコミュニケーションがとれない時、

そうか~、今ホルモンが滾っているんだ~って思うと、

自分がはじめて使う言葉に酔うとともに、

ホルモンが娘を操っているのか~と客観的に娘を見つめることができ

不思議と自分の気持ちが穏やかになっていくのが分かりました。

 

そして思うのは、私のホルモンはもう滾ってないな~ってこと(笑)

みなさんは滾っていますか?

 

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